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HiKOKIマルチボルト蓄電池の仕組みと使える工具

HiKOKIのマルチボルト(36V)蓄電池は、1つのバッテリーで36V製品と18V製品の両方に対応する仕組みを持っています。当サイトでは18Vと分けて扱っていますが、マルチボルト蓄電池自体は電圧系をまたいで使えるバッテリーです。

36V/18Vを自動で切り替える仕組み

メーカーの製品ページによると、マルチボルト蓄電池は「36V製品には36V、18V製品では18Vに自動で切り替わります」と説明されています。工具側やユーザーが手動で電圧を設定する必要はなく、装着した工具に応じて自動的に出力が変わる仕組みです。

使える工具の範囲

マルチボルト蓄電池が使えるのは、従来からある18V製品(メーカーによると一部製品を除く)と、マルチボルトに対応した新しい36V製品の両方です。メーカーは「マルチボルト蓄電池1つで、対応の180以上のモデル(2022年11月現在)が使用可能」としています。また「従来の18V/36V製品と、充電器が使用可能」ともあり、対応する充電器はUC36XXXシリーズとUC18XXXシリーズです。

容量表示の例

マルチボルト蓄電池の仕様は、電圧ごとに容量(Ah)が変わる形で表記されています。例えば「BSL36A18X」は36V-2.5Ah/18V-5.0Ah、「BSL36B18X」は36V-4.0Ah/18V-8.0Ahと、メーカーの仕様表に記載されています。電圧が半分になると、容量(Ah)の表示はおおむね倍になっている形です。

18V専用バッテリーとの違い

一方、従来からある18V専用のバッテリー(BL18XXシリーズ等)は36V製品には使えません。36V対応の工具を使うには、マルチボルト蓄電池が必要になります。当サイトのバッテリー別一覧でも、マルチボルトと18Vは別の区分として掲載しています。

充電器を買い直す必要がない

マルチボルト蓄電池は、従来の18V/36V用充電器がそのまま使えるため、電圧が変わっても充電器一式を買い直す必要はありません。例えば急速充電器UC18YDL2を使った場合、セット品WH36DC(2XPSZ)に同梱されるマルチボルト蓄電池BSL36A18BXの充電時間は約19分(実用充電)/約25分(満充電)と、メーカーの製品ページに記載されています。